ボディーランゲージとは、非言語的コミュニケーションのひとつです。
身体言語、言語を用いず身振りや手まね、あるいは広くジェスチャーで様子などを表して相手に
意思を伝えること。
(ウキペディアフリー 百科事典より)
とあります。
私は、明石家さんまさんの司会ぶりを観てこれを勉強させてもらっています。
あの面白トークに合わせて手を大きく振ったり、身体を前後したり、ときには転んだりとものすごく目立ちますよね。
あのボディーランゲージがあるからこそ話す内容に輪がかかってさらに楽しくなる。おそらく、同じ芸人さんが全く同じ内容で話しても、あのようなボディーランゲージがなかったら印象は薄いと思います。
人は意外にも
相手の話しは10%〜20%ほどしか聴いておらず50%〜60%はボディーランゲージであるといわれています。
ここでは、大きな身振り手振りのようなボディーランゲージではなく、コミュニケーションを図るうえで必要なものとして次のことをご紹介していきたいと思います。
■ 明るく元気に見える姿勢
「疲れている、元気がない、寂しそう」これを聞いてみなさんはどんな姿勢をイメージしますか?
猫背の姿勢、顔がうつむいた姿勢、肩がだら〜んとだれている姿勢などがイメージできると思います。
逆に、「元気がある、楽しそう」と聞くと背すじがピンと伸びている姿勢、顔は上向き笑顔あり、肩が張りたくましさを感じる姿勢などイメージされますよね。
そこで、姿勢をどう変えれば明るく元気に見えるかをお伝えします。
まず、この下の写真を見てください。これは理想の姿勢(立ち方)です。
くるぶし → ひざ横 → 股関節(大転子) → 肩 → 耳よこ が一直線になっているのが分かりますか?下から上までまっすぐピシッと揃っています。これが理想の立ち姿勢です。
これを常日頃から意識していただくことで気持ちのあり方は変わってきます。
(鏡を見ながら整えていくとチェックしやすいと思います。)
ただ姿勢を良くしたからと言って全てが明るく元気になると言うものではなく、姿勢を正すことで身体の循環や機能の働きがよくなってきます。
それに伴って気持ち的にもポジティブに向きやすくなると言うわけです。
これには
本人の意識付けが必要です。
これをすることで、周りのあなたを見る目が違ってきます。
「なんか元気そうだね」 「姿勢がいいね」 「ピシッとしてて、いつもと違うね」
ポジティブスイッチをどんどん押してくれます。そうしながら自分の気持ちを高めていくことが大切です。
■ パーソナルスペース
パーソナルスペースとは、人間には
空間というものを持っています。
そこに他人が入ってくると不快に思う空間があります。無意識のうちに自分の空間を持っていることを言います。
そこで、やわらかな人間関係を築く相手との効果的な位置関係についてご紹介します。
人間関係には距離が影響します。それを数値で表してみます。
●家族とご飯を食べるときの距離、仲のいい友人と話をしているときの距離
親密な距離=45cm以下
これを説明するときに、手を伸ばした範囲内であなたの手の届くところにいる方があなたと親密な関係と説明しています。(比較的接触が多い方との場合です。)
●個体距離
近い距離=45cm〜75cm
・親しい間柄の友人との距離。
・接客時に、この距離であれば親密さが増します。
遠い距離=75cm〜120cm
・友達や仕事関係の知人。
・親密さを保つ程度の距離。
●公衆距離
初対面の距離=120cm〜210cm
・手を伸ばそうとしても触れることのできない距離。
遠い距離=210cm〜360cm
・仕事や形式張った席で取られる距離。
このパーソナルスペースを見事なまでに表現している場所があります。
そこは、TVでも話題になったことがありますし、知っている方も多いのではないでしょうか。
その場所とは、、、
京都市内にある鴨川という川です。
京都にある鴨川の川岸にカップルが、まるでものさしで計ったかのように等間隔で並んでいるのです。(三条〜四条あたりまで河原にカップルが等間隔に座っているので有名です。)
私が当時20代の頃京都市内で働いていてよくこの光景をうらやましいなぁと思いながら見ていたことがあります。
肩を寄せ合うカップルの親密な関係の距離があります。そして他のカップルとの公衆距離(=遠い距離)。見事なまでに表現されていました。
このスペースの取り方をイメージしながらよい人間関係をつくるツールとして役立ててみてください。
次にコミュニケーションを図るときに重要なことがあります。
それは、
相手との位置関係です。
この位置、座る位置に心理的効果が働きます。
●1対1で真正面に向かって座る(対立の関係)
この場合、圧迫感や緊張感を感じてしまいます。親しい人はいいのですが、仕事の商談や初めて会う人の場合は話しにくくなると思います。
●同じ方向に向いて側面に座る
これだと、圧迫感や緊張感を感じないと思います。
仲が良くなり、親近感が出てくるとこの位置関係になってきます。
●1対1で正面に向きやや斜めに位置している
この位置関係も圧迫感や緊張感をやわらげます。
カウンセラーや医師との位置関係でこれがよく見られます。
リラックスした感覚で話をしたいときにいいと思います。
この3つの位置関係について一度友人の方と体験してみると面白いと思います。
ビジネスの世界では商談のとき、この位置関係を意識することで話しがうまくまとまったり、親密な関係がつくりやすくなるといわれています。
ぜひこれを役立ててみてください。
以上で、「心のストレッチ やわらかな人間関係を築く webで学ぶ無料講座」を終了です。
ただ私が学んできたこと、体験したことなどを交えながら思うように表現しています。分かりにくい点も多々あったかと思いますが、私の自由な感覚で記していますのでその点はご了承ください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。感謝いたします。
プルミエイル整健堂
大久保 友杜矢
― 参考文献 ―
・目からウロコの心理学 斉藤 勇 著
・「できる人」の聞き方&質問テクニック 箱田 忠昭 著
・サービスの心理学 松村 清 著