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身体の使い方(話し編)
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≪コンテンツ≫
・人間関係ってなんだろう / ・ストレスについて / ・身体の使い方(話し編)
・身体の使い方(聴く編) / ・身体の使い方(ボディーランゲージ編)
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■目次
・ペイシング / ・ボディーランゲージを合わせる / ・感情・雰囲気を合わせる / ・言葉を合わせる
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ここでは、やわらかな人間関係を築くための具体的なスキルを紹介していきます。
話し方のスキルというのは様々な手法があります。私は、会話を“キャッチボール”で例えています。相手がゆっくり投げればゆっくり返す。速く投げれば速く返す。
ゆっくりに対して速球で返すと相手は取りづらくなりますし、手を傷めてしまいます。また、ゆっくり過ぎてもテンポの合わないキャッチボールになります。この感覚と間隔を合わせてスムーズに行うことが会話のうえで大切になってくると思います。
■ペイシング(pacing)
ペイシングとは、相手の話し方に自分の話し方を合わせ、類似点をつくろうとする
態度や行動をいいます。
人は、自分と似ている(似ているところがある)人が好きになります。
例えば、、、
初めて会う人が偶然にも同じ出身地と聞くと、それだけで親近感が沸き会話が盛り上がることってありませんか?
「○○の音楽をよく聴きます。」 「あっ、私もよく聴きます。」 「あれはいいですよね!」と、趣味についても共通のものがあれば互いに共感しあえてうれしい気持ちになりますよね。
これを理解し、相手との良い関係をつくりたいとき、このペーシングを用いて意識的に相手に似せていくと、良い関係がつくりやすくなります。
具体的に何を合わせるかというと、
声の大きさ、スピード、語調、表情、感情、言葉 などです。
@ボディーランゲージを合わせる
相手の動作、身振り、手振りを合わせる。
・商談中に相手がコーヒーを飲もうとしたら、私も自然に手をとりコーヒーを飲む。
・笑顔であればこちらも笑顔になる。
・少し悲しい表情になっていれば、悲しい表情にする。
・ゆっくりした動作をしていれば、ゆっくりした動作で合わせる。
まずは、目に見える部分をまねしていくことで感覚をつかんでいくと、自然に合わせることができます。
ただ、ここで注意してほしいことは、ありのまま即座にマネをしようとしたり、合わさなくちゃいけないと思ってやってしまうとぎこちなくなり、相手によっては不愉快になる場合があります。できるだけ自然体で行うよう心がけてみてください。
A感情・雰囲気を合わせる
相手がうれしいとき、楽しいとき、沈んでいるとき、悲しんでいるときなどの感情、雰囲気に合わせて行動します。これは、特に細かな説明はなくても皆さんは自然にできていることだと思います。
ただ時によっては、自分の感情がそうさせないことがあります。
例えば、「自分は朝から気分が悪い。相手は笑って楽しい話を私にしている。それに合わせるのが苦痛だ。」
また、「話を聴いていてもいい話とは思えない。自分を抑えて相手に合わせなくちゃいけないのか」と、思うことがあると思います。
ここでひとつ説明すると、相手がこうだからそのとおり合わさないといけない。間違っていても、いかにもあなたの意見にうなずけますというような感情で接しないといけないと、いうことではないと思います。
相手の考え、言い分にも必ず一理ありますから、その部分に焦点を当てつつ「自分はこう思うのだけど」と、聞いてみる。感情や雰囲気を保ちながら互いの意見を合わせていくことが大切なように思います。
B言葉を合わせる
この言葉を合わせるという中には、声のトーン、高低、語調、表現、言葉の使い方などがあります。
小さな子供と話をしている親はどんな感じで話していますか?
ゆっくり、やさしく子供に分かる単語(車ならブーブーとか)を使いながら会話してますよね。言葉を合わせることで互いに分かりやすく伝わりやすいのです。
私の経験ですが、介護の仕事をしていたときお年寄りの方と対話するときは、必ず相手の目線に合わせて対話します。目線を合わせることで安心感もあり、話しやすく聞いてくれているという感覚が沸いてきます。
言葉を合わす、目線を合わすことは、よりよいコミュニケーションを図るうえでとても大切なことだと思います。
ここまで簡単ですが、ペイシングについてご紹介しました。
これらは決して特別な技法ではなく、皆さんが日頃から自然に行っているものと私は思っています。ただ、会社の上司と話す、お得意様との商談、営業セールスなど場面によってはこれがスムーズに出なくなってしまいます。
相手のことをどうこう考える前に、自分のことで精一杯になってしまい、自分中心のペースで進めてしまうケースがそうだと思います。
ここで大切なことは、スキルだけに頼ってしまうとうまくいかないということです。
● 相手の話を素直に聴こうとする心
● 相手にわかりやすく伝えようとする心
● 相手とよい人間関係をつくっていきたいと思う心
この心の部分がなければいくらスキルをつかってもうまくいきません。これは何事にもいえることだと思います。まずはそこを見つめて“心とスキル”をうまく同調していけるようにしてみてください。
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